さて今回はお仕事系の話です。
Web制作全般を請け負っているのでコーディング業務も行っています。
Webサイトは基本的にはサーバーにデータを乗せて初めて公開となります。
■基本的な流れ
構築に関しては基本的にテストサーバー環境を用意し構築を行いテスト、チェック等を通して問題なければ本サーバーへデータを移行。
と言った流れが一般的な流れでしょうか。
■実際構築を行う場合
しかし、テスト環境→本番環境という流れはあくまでWebディレクター、クライアント目線の話で実際にWebサイトを
構築する場合多くのエンジニア、デザイナーは自分のパソコンのローカル環境にアプリを使用して
擬似的にサーバー環境を構築し作業している方も多いと思います。
理由はいちいちテストアップしていると面倒で効率が悪く無駄な時間が多すぎるからです。
-テスト環境に上げる場合
ファイル編集→保存→FTPソフトでテストアップ→確認
-ローカル環境の場合
ファイル編集→保存→確認
「FTPソフトでテストアップ」この工程が意外と無駄です。
すごく腕の立つエンジニアで脳内ブラウザで完璧に構築できるなら問題ないですが実際問題なかなか難しいです。というわけで多くの制作者はサーバーソフトを導入してローカル環境での構築をしていると思います。
■「XAMPP」と「MAMP」
擬似サーバーソフトは色々ありますが有名なのは「XAMPP」と「MAMP」でしょうか
先入観ですがwindowsは「XAMPP」でMacは「MAMP」という印象です。
■「MAMP」無償版と有償版
今回はMAMPだけ説明したいと思います。
MAMPはサーバー環境をローカルに構築できるアプリで無償版と有償版があります。
これを使うと自分のパソコンにさくっとWordpressとかインストールできます。
※その他色々便利な機能もあるんですがざっくりで。。。
詳しくはこちらで MAMP:https://www.mamp.info/en/mamp/mac/
先述でサラッと無償版と有償版について触れさせていただきましたが
正直、無償版でも十分な機能持ってます。
単一サイトを回しているタイプのエンジニアや保守程度にしかソースを触らないデザイナーであれば無料で問題ないと思います。
一転、複数のサイトを同時に構築しているようなエンジニアは有償版をお勧めします。
・無制限のホストが作成できる。
・NginXサポート
・色々なバージョンのphpを作成できる
・wordpress、Joomla、Drupalのクイックインストール等々
一部を挙げただけですがこれだけでも十分なメリットです。
MAMPの場合、有償版が有能すぎて有償、無償でもう別アプリです。
参照:https://www.mamp.info/en/mamp/mac/
冗談抜きにアプリの画面が全然違うので別アプリですね。。。
MAMP:https://www.mamp.info/en/store/
有償版の価格に関しては ¥9,600です。
※2021/06/08現在。
たまにセールもやってるみたいですのでそのタイミングで導入してみてもいいのかも知れません。
なお、こんなにゴリ押ししていますがMAMPの回し者ではありません。
興味のある方は是非お試しください。